肌のくすみは悩みのもと
肌のくすみってどうしたらいいのかわからないなどというお悩みはありませんか?
くすみにも種類がありますので自分のタイプに合った適切な対処法を理解して、透明感のある肌をゲットしましょう。
今日は肌のタイプ別にくすみを解消する方法を説明します。
角質肥厚型
まず定義としての角質肥厚とは、肌の汚れがしっかり落ちていなかったり、刺激などの影響によって、毛穴部分の角層が厚くなり硬くなった状態を指します。肘や膝、かかとなどに多く見られ、灰色っぽくなっている部分があればこれに該当します。
角質肥厚の原因は「水分不足」や「肌がアルカリ性に傾く」ことです。通常肌は弱酸性に保たれているわけですが、過度の洗顔などにより皮膚常在菌バランスが崩れてしまうと、pHがアルカリ性に傾いてしまい、肌トラブルにつながりやすくなるため注意が必要です。
このタイプの対処法としては肌を「乾燥させない」、「弱酸性バランスを整える」ことが重要です。肌の乾燥を放っておくと、角質肥厚になることがあります。しっかり水分と油分の両方を補い「保湿」を徹底することが大切です。
乾燥型
次に乾燥が原因で肌がくすむ場合ですが、乾燥が進むとキメの深さや間隔が乱れ、ツヤや透明感がない肌状態になってしまいます。キメの深さや間隔は、肌の透明感に大きく影響します。洗顔後や入浴後の肌を見て頂くとわかりますが、肌の水分量が多いのでもっちりとしているはずです。
乾燥は水分量が少ないことにより肌のキメの流れが変化し、くすみが出てきます。しっかり「保湿」をして透明感のある肌へ導いてあげることが大切です。
対処法としては「乾燥=保湿」だということを忘れないことです。肌内部にある成分と同じ働きをしてくれる成分を使って補うケアをしてあげましょう。例えば、セラミドやヒアルロン酸、コラーゲン、アミノ酸などの成分を選び、肌に足りないものを補給してあげてください。
血行不良型
血液の流れは、肌細胞に栄養を送るうえで重要ポイントのひとつですので血行不良にも気を付けましょう。細胞に栄養を与えるのは「血流」のお仕事です。血液から栄養を受け取らなければ、髪や爪、肌を上手に作ることはできません。当然美容にも大きな影響を与えます。
血液循環は、生活習慣の影響を受けるため、良くも悪くもなる正直者です。
血行不良型は、顔が青黒くなるため顔色が悪く見られることがあります。原因は加齢や疲れ、睡眠不足などが関係しています。喫煙も身体に害となるものです。これらは血巡りを悪化させるものなので、なるべくなら避けることが大切です。
対処法としてはなるべく自分を酷使しすぎず、疲れを溜めないように気をつけましょう。血行を促進させる生活習慣をすることが美肌への近道です。温かい食事を摂る、適度な運動をする、マッサージをする、湯船につかるなどの習慣作りが身体と肌には必要です。

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